ぬり館コラム

2019.02.28

屋根塗装と外壁塗装の注意点

屋根塗装 -屋根材ごとの特徴と対策-

 

弊社では、屋根塗装工事や屋根塗装塗り替え工事も得意な工事の一つです。
新築工事後約10年に一度は外壁や屋根のメンテナンスが必要です。メンテナンスと言っても、屋根材や外壁材によって異なりますが、全ての製品に共通して10年~15年にはメンテナンスが必須になります。
では製品毎に例をだしていきます。

 

先ず瓦屋根ですが、瓦屋根では瓦事態の耐久性は高く10年~20年では瓦は問題はありません。
しかし、棟部分や壁廻りの漆喰が劣化するので屋根漆喰は約10年~15年に一度は塗り替えが必要になります。

 

次にセメント瓦ですが、セメント瓦の防水性能は表面の塗料によって保たれています。
セメント瓦は表面の塗料が劣化すると雨水を吸い込むようになり、凍て割れやコケが生えてきて、瓦の性能を破壊します。
瓦表面にコケや汚れが付きだすと塗装の塗り替えの合図だと思ってください。
セメント瓦は密着が悪く、プライマー処理や下地処理をきちんとしていないと何年か経つとすぐに塗料が取れてきます。
しかも使用する塗料も限られており、セメント瓦専用の塗料を使用してください。
弊社では、屋根塗装の際には遮熱効果の高い遮熱塗装を採用しています。

 

次にカラーベスト屋根ですが、15年より前のカラーベストにはアスベストが含まれており、それにより耐久性や対候性や強度も高かったのですが、15年あとは、ノンアスベストと言いアスベストが含まれていないカラーベストになりました。
その結果、以前より耐久性や対候性が低くなり10年に一度の屋根診断が必須となり、こまめなメンテナンスが必要です。
大概のカラーベスト屋根はクラックや割れがあり、瓦の差し替え工事が増加しています。
カラーベストのメンテナンスは10年に一度塗装の塗り替え工事が必要ですが、現在弊社はすべてのカラーベスト屋根の塗り替え工事は遮熱塗装を採用しています。カラーベスト屋根の遮熱塗装工事は必ず遮熱塗料を使ってください。
遮熱塗装により部屋内が涼しくなります。

 

 

外壁は下地処理が大事

 

次に外壁のモルタル壁ですが、10年~15年に一度のメンテナンスが必要です。
モルタル壁は初期は強度は弱く日に日に強度が増してくる壁材ですので、固化していく過程で割れやクラックやヘアークラックなどが生じます。その為クラックや割れ部分からの雨水の侵入による雨漏りが多いです。
10年~15年に一度外壁点検や、外壁のメンテナンスをすることにより40年も50年も使用できるのがモルタル壁のメリットです。
メンテナンスは塗装の塗り替え時に下地補修・クラック補修・ヘアークラック処理をきっちりと行う事が必須です。
塗装の塗り替え工事は下地処理が大切です。それにより耐久年数が変わりますので業者には下地処理の方法を必ず聞いてください。
尚、外壁塗装塗り替えには遮熱塗装は向いていません。遮熱塗装・遮熱塗料より、断熱性の高い塗料をお勧めします 。尚、下地処理を怠る会社は絶対に危険です。ご注意ください。

 

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